因島は八朔、安政柑発祥の地です。
先々週NHK広島で、浄土寺領地内で自生した八朔と苦労された先人達の一人田中清兵衛翁を称える放送があり、苦労された先人達のお蔭で今があると改めて思う。
幼少の昔から因島農協の農業祭があり、八朔農家が賞を受ける為品質向上に励んで、子供達は柑橘の敵鉄砲虫(カミキリムシ)取りに夢中になり一匹2円で農協に売って小遣いに、懐かしい思い出がある。
毎年3月、田熊町八幡宮主催で安政柑祭りが宮総代を務めていた10年前頃に始まり、忙しい中を昨年まで協力を続けて来ました。
因島より祭り中止の連絡あり、青ン坊大福は苦労もしたが祭り行事には付き物と言われるほど育ったのに、誠に残念でならない。
先週菩提寺浄土寺へお墓参りの道中、鈴なりの木と落下した無数の八朔を見、たぶん高齢で放置されたのであろうご苦労さんでした。
少しでもお役に立てればと毎年店舗内で持ち帰った因島八朔を販売、この先の事考えさせられるもこれしか出来ない。

田中清兵衛翁

広島の手土産に育ちました